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ぴこさんの小説家からの贈り物
小説好きによる、小説家のための、小説紹介ブログ

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ぴこさん

Author:ぴこさん
IT企業に勤める傍ら、もくもくと小説を読んでおります。

心が温まったり、せつなくなったり、
いとおしくなったり。

そんな心の中に春夏秋冬をくれる、
小説を一冊でも多くご紹介できれば
なぁ。と思っています。



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【 ミステリー小説 】                                                                     疾走しすぎて、もう走れません!orz と思った小説

宮部みゆき 著 『模倣犯1,2,3,4,5』
『模倣犯(1)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(2)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(3)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(4)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(5)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)


小学校一年生のときの思い出、それは忘れもしないマラソン大会。


たしか小学校の中のトラックを抜け、裏の校門から抜けて、


学校周辺を一周してくるというコースでした。



何を隠そう、ぴこさんは走るのは得意でしたので、

けっこう自信満々でした。


そして、マラソン大会当日。


勢いよくスタートで飛び出したぴこ。


そのまま、ぐんぐん風をきって加速していき、トラック途中から1位にたちました。


クラスメートの歓声、歓声、歓声。


調子にのってきたぴこはさらにスピードをあげる。


誰もついてこれない快感、先頭を走るという爽快感。
はしりながらも、間違いなくぴこの顔は笑顔だったと思います。


が、しかし。。。



学校を出るころに1位だったぴこさんも4分の1周、半周とするごとに

他の早いひとたちに抜かれていきました。

4分の3周まできたときには、もうへろへろへろへろ。


「いったいどこまでこれは続くんだ、いつ終わるんだ、走るって何?」


というよくわからない考えに至りながらも、なんとか7位でゴールイン。


順位は悪くなかったのですが、どんだけ走らせてくれんねん!

という気持ちは強く残っていました。


そんな、小学校1年生のマラソン大会。


そして、そんな模倣犯。
(宮部さんすみません、いい例えがおもいつきませんでした...orz)


はじめから、物語にどんどん引き込まれ、疾走していくストーリー。


ページを進めるにつれ、巻を進めるにつれ、さらに疾走感を増していく。


3巻ぐらいで、「ど、どこまで続くんや~」と思いながらも不眠不休で走り続ける。


全部読み終わったときには、爽快感とともに熟睡の布団がまっていました。
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★読み進め安さ      ☆☆☆
★男性へのオススメ度  ☆☆☆☆
★女性へのオススメ度  ☆☆☆☆

◆できればこんな方に読んでほしい

  ・長編ミステリーを一度も読んだことがない方
  ・「コーチ!もう走れません!」といったことがある生徒の方
  ・「バカヤロー!立つんだ!」といったことのあるコーチの方

『模倣犯(1)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(2)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(3)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(4)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
『模倣犯(5)』 著者:宮部みゆき (新潮文庫)
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<下記アマゾンより引用>

内容(「BOOK」データベースより)
墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮部 みゆき
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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【 ミステリー小説 】                                             いままでの人生でこれ以上意表を突かれることがあったろうか、いやない小説

    『容疑者Xの献身』 著者:東野圭吾
   『容疑者Xの献身』 著者:東野圭吾 (文春文庫)


正直なところ、わたくし ぴこ としましては、これを紹介しないでおこうと
思っていました。


だって。。。


だって。。。


有名すぎですもん。



こんなに有名になって、映画かもされ、直木賞もとってしまいましたしね。


が、しかし。


やはりいいものはいい! ということで推させていただきます。


私は、この小説は間違いなく傑作だとおもいます。


類稀なる傑作だと思います。



こんなにも、容疑者の心の深さにふれたのは、はじめてでした。



もうでてくる容疑者は東野さんの手の届かないところまで行ってしまったのではないかと
思うぐらい、完成されている気がしています。


なにはともあれ、とりあえず読んでなければ一度は読んでいいと思います。

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★読み進め安さ      ☆☆☆☆
★男性へのオススメ度  ☆☆☆☆☆
★女性へのオススメ度  ☆☆☆☆

◆できればこんな方に読んでほしい

  ・最近ミステリー物足りないな~と思っている方
  ・恋愛していて、追いかける側の方
  ・自分は天才に違いないと思っている方

   『容疑者Xの献身』 著者:東野圭吾 (文春文庫)
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<下記アマゾンより引用>

出版社 / 著者からの内容紹介
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか

内容(「BOOK」データベースより)
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
東野 圭吾
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年、「容疑者Xの献身」で第134回直木賞受賞。同書は第6回本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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