【 短編小説集 】ドキュン、ハラハラ、ひょえ~。全部入った小説
 『さみしさの周波数』 著者:乙一 (角川スニーカー文庫)
今回は初短編集です。
いや~、実のところ短編集というのはあまり読んでいない部類でした。
でも何冊か読むにつれ、あ、意外といいなぁ~と思うことが多くなってきたのです。
その理由1
忙しくてもちょこちょこ読める。
その理由2
一冊の中にいろんな楽しさがある。
というところですかね。
もちろん、あたりはずれも大きい気はするのですが、 その著者独特のチョイスがあって、結構たのしくよめてます。
そして、この短編小説。
これはたまりません!
まるで良いカフェごはんのお楽しみプレートみたいに 一つ一つの味わいが豊かなのです。
私が大好きなのは「未来予報 ~あした、晴れれば良い」ですね。
もう~ダメです。これは。
む~ん、キュ~ンとしてしまいます。
一章目なので立ち読みでもぜひ! (そして今回もぜひ あとがきがおもしろい!)
----------------------------------------------------------------------- ★読み進め安さ ☆☆☆☆☆ ★男性へのオススメ度 ☆☆☆☆ ★女性へのオススメ度 ☆☆☆☆☆
◆できればこんな方に読んでほしい
・高校生で、いま青春まっさかり!という方 ・芸能人と突然あえたらな~と思ったことのある方 ・入院している友人がいらっしゃる方
『さみしさの周波数』 著者:乙一 (角川スニーカー文庫) ----------------------------------------------------------------------- <以下アマゾンより引用> 出版社/著者からの内容紹介 決して恋ではない。この想いは、なに?
「おまえら、いつか結婚するぜ」――未来を「予報」されてしまった僕と彼女は、それきり視線を合わせられなくなった。そして数年後、再会した僕らは?胸にしみる乙一流ファンタジー!
内容(「BOOK」データベースより) 「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 乙一 1978年、福岡生まれ。17歳の時に『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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